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使いこなしのテクニックABILITY / ABILITY Proシリーズで
ソングをオーディオファイルに変換する方法 『ファイル』メニュー「オーディオファイルに保存」を使用します。

ABILITY / ABILITY Proシリーズでソングファイルをオーディオファイルに変換するには『ファイル』メニュー「オーディオファイルに保存」を使用します。

この機能を使用するに当たり、MIDIトラックの出力先はすべてVSTインストゥルメントに設定しておく必要があります。MIDIトラックの出力先に外部MIDI音源を使用しているときは、そのMIDI音源の再生音を、空いているオーディオトラックに録音する必要があります。

オーディオファイルに保存する前の準備

変換したいソングファイルを開き、MIDIトラックの出力先にVSTインストゥルメントを割り当てます。以前の Singer Song Writerで作成したソングデータやMIDIファイルの場合は、必ずこの作業が必要です。

以前のバージョンのSinger Song WriterでVSTインストゥルメントを使って作成したソングファイルの場合
ソングで使用していたVSTインストゥルメントが、ABILITY / ABILITY Proで認識されるよう、『設定』メニュー「環境設定」にある「フォルダ」を選択して、「VSTプラグインが存在するフォルダ」に、以前使用していたVSTプラグインがインストールされているフォルダを追加してください。
下の例は、Singer Song Writer 8.0 のインストールフォルダにあるVSTPluginフォルダを追加した場合の画像です。
VSTプラグインフォルダの設定

VSTインストゥルメント非対応のSinger Song Writer シリーズで作成したソングファイルの場合

Singer Song Writer Liteシリーズで作成したソングファイルで、スタンドアロン版Roland VSC や、Microsoft GS Wavetable SW Synth 等を使用している場合

MIDIファイル等のソングファイルの場合

以下の手順でVSTインストゥルメントを割り当てます。
ここでは、VSTインストゥルメントとして、ABILITY/Singer Song Writerに付属するINVSC_Mの使用例を紹介します。
※INVSC_Mは、Singer Song Writer 専用のVSTi版 Roland VSC(Virtual Sound Canvas)です。

  1. ソングエディタを開きます。
  2. MIDIトラックのトラック設定パネルにある出力ポート設定欄をクリックして、

    一覧から、INVSC_M を[Shift]キーを押しながらクリックすると、同じMIDI出力デバイスに設定されていたトラックが、INVSC_M[1]に切り替わります。

    17パート以上使用しているソングデータ(2ポート以上使用しているソングデータ)の場合は、17パート以降で使用しているMIDIトラックの出力ポート設定欄をクリックして、新規VSTi にある INVSC_Mを[Shift]キーを押しながらクリックします。(ロード済みVSTiにある INVSC_M[1]は選択しないでください。)

    同じMIDI出力デバイスに設定されていたトラックが、INVSC_M[2]に切り替わります。
  3. ソングを再生して、ミキサーを使ってパート間のバランスを整えます。

これで変換の準備が整いました。ここでは最も簡単な方法として、全パートにINVSC_Mを使用しましたが、パートごとに他のVSTインストゥルメントを使用したり、エフェクトを活用するなどして、変換したオーディオファイルの用途に適した楽曲のリメイクも可能です。

オーディオファイルに保存する

「オーディオファイルに保存」では、オーディオファイルの保存先、ファイル名、ファイルの種類(WAV/MP3)、オーディオフォーマットの指定ができます。さらに、新たなオーディオトラックを追加して、変換したオーディオデータを入力するなど、オプション設定から詳細を指定できます。

  1. 『ファイル』メニュー「オーディオファイルに保存」をクリックします。

  2. オーディオファイルに保存ダイアログが表示されます。

    オーディオファイルに保存

  3. 上図①で、オーディオファイルに保存する出力を選択します。OUTPUTトラック、FXトラック、Groupトラック、AUDIOトラック、MIDIトラック、VSTiチャンネルトラックのいずれかを指定することができます。複数のトラックを選択した場合でも、同時に出力します。

    出力でVSTインストゥルメントを選択した場合は、VSTiチャンネルミキサーの設定(エフェクト設定も含む)を反映した、VSTインストゥルメントの出力のみをオーディオデータに変換します。複数のVSTインストゥルメント使用時の負荷を軽減するのに有効です。
  4. 上図②で、保存先とファイル名を指定します。保存先を変更する場合は、変更ボタンをクリックします。

    保存ファイル名の設定

  5. 上図③で、ファイルの種類とそのオーディオフォーマットを指定します。WAVとMP3の両方にチェックを入れると両方の形式で保存されます。音楽CD作成に利用するときは、WAV形式ファイルの44100Hz/16bit/STEREOを選択してください。
    MP3を選択した場合は、下方にあるMP3フォーマット欄で、ビットレート、タグ情報設定ができます。

    オーディオフォーマットの設定

  6. リバーブ、ディレイなどの空間系エフェクトを使用したとき、オーディオデータに変換すると曲の最後で残響成分(音の余韻)が不自然に切れてしまうことがあります。このような場合、上図④のオプションで、リリース時間を設定すると、不自然な音切れを回避することができます。

    リリースタイムの設定

  7. 上図④のオプションで、保存したWAVのオーディオトラックを追加にチェックを入れてONにすると、変換したオーディオデータが新たに追加されるトラックに入力されるので、結果をすぐに確認することができます。

    トラックを追加してデータを入力

  8. [OK]をクリックすると、変換が始まります。
  9. 変換されたオーディオファイルを試聴してみます。追加されたオーディオトラックをソロモードにして、ソングを再生すると変換結果のみ聴くことができます。

  10. 変換結果を試聴したとき、VSTインストゥルメントやVSTエフェクトを使ったパートの音が鳴らなかったり、音飛びが発生する、タイミングがずれるなどの症状があるときは、上図④のオプションで、実時間で処理するにチェックを入れて、再変換を試してください。

    実時間で処理する

  11. 変換されたオーディオデータをダブルクリックするとウェーブエディタが開き、ウェーブエディタ上で再生、編集が可能になります。トラックを追加しなかった場合でも、保存したオーディオファイルを、ウェーブエディタで開くことも可能です。『ファイル』メニュー「ウェーブエディタ」「開く」を開いて、目的のファイルを指定してください。

    ウェーブエディタメニュー