Sound it! Lesson

GraphicEQ

Sound it! 9 ProSound it! 9 PremiumSound it! 9 BasicSound it! 8 ProSound it! 8 PremiumSound it! 8 BasicSound it! 7 PremiumSound it! 7 PremiumSound it! 7 BasicSound it! 7 Basic

GraphicEQでは、可聴帯域を 2/3 オクターブ間隔で15のバンド(帯域)に分割し、各バンドごとに周波数特性を変化させ音質を調整します。

編集前
編集前

編集後
編集後

*編集前と編集後の違いは、ステレオヘッドフォンで試聴するとよりその効果がわかりやすくなります。

操作手順

  1. データを読み込みます。
  2. 範囲選択します。
    *データ全体にエフェクトをかける場合には、範囲選択する必要はありません。
  3. エフェクターに「GraphicEQ」を設定します。
    加工メニュー「エフェクト」から「GraphicEQ」を選んでクリックするか、または、プレイパネルにあるEffectボタンをクリックすると表示されるリストから「GraphicEQ」を選んでください。

    ワンポイントアドバイス

    ミキサーのINSERT(インサート)セクションからオーディオデータの出力に対してリアルタイムにエフェクトをかけることもできます。

    詳しくは「ミキサーについて」内の「ミキサーからリアルタイムエフェクトをかける」をご参照ください。

  4. プリセットを変更して「PLAY(試聴)」しながらデータに合うプリセットを決めてください。

    ★プリセットの詳細はこちら
    試聴
  5. プリセットが決まったら「OK(実行)」をクリックします。波形が変化したことが確認できます。
    実行
  6. 聴いてみましょう。
    処理実行後、データを元に戻したい場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
    *データ保存後は元に戻りません。
    ノーマライズ
  7. 保存します。

プリセット詳細

プリセット名称効果
ROCK 低域および高域を強調したロック向けサウンド
TEL 1KHz を中心に低域、高域をカットした電話のサウンド
AM RADIO 400Hz~4KHz の帯域に制限した AM ラジオのサウンド
POPS 低域(40Hz 以下)をカットし中高域をやや強調したさわやかポップス向けサウンド
JAZZ 中低域をやや持ち上げ高域を抑えたジャズサウンド
VOCAL 不要な低域とサ行の子音を抑えたボーカル向けサウンド
DANCE 低域の量感を強調したダンス向けサウンド
Low-Cut 400Hz 以下の低域をカットしたサウンド
Hi-Cut 4KHz 以上の高域をカットしたサウンド
POWER 低域および高域を強調し中高域を生かしたパワフルサウンド
FLAT 補正を加えないフラットな特性
Sub-Woofer 100Hz以下の低域を強調したサウンド
Mid-Boost 1.6K~2.5KHzの中域を強調したサウンド
Mid-Cut 1.6K~2.5KHzの中域を抑えたサウンド
Hi-Boost 4KHz以上の高域を強調したサウンド

気に入ったプリセットがない場合、お好みのプリセットを作成することが可能です。プリセット作成方法につきましては、Q&A「プリセットの保存(SAVEボタン)」 、「プリセットの保存(既存のプリセットをコピーして編集する)」をご参照下さい。

また、プリセットの初期化につきましてはQ&A「プリセットの初期化」をご参照下さい。