Sound it! Lesson

ノーマライズ/ゲイン

ノーマライズ/ゲインで選択範囲の音量レベルを変えることができます。音量を上げる前の音(波形)と、後の音(波形)をお聴きいただけます。

編集前
編集前

編集後
編集後

ノーマライズとゲインの違い

ノーマライズ
範囲選択内の最大値を基準にして音量レベルを変えます。最大値が100%(0dB)のため、クリップして音が歪むことがありません。
ゲイン
元データの音量レベルにかかわらず、指定した値だけ音量レベルを変えることができます。最大レベルを超える値を設定した場合、データがクリップして、音が歪んだり割れたりする場合があります。

ノーマライズ - 操作手順

  1. データを読み込みます。
  2. 範囲選択します。
  3. 「加工」メニュー→「ノーマライズ」をクリックします。
    ノーマライズ
  4. 値を設定して「実行」をクリックします。ここでは最大レベルを80%に設定しました。
    *ノーマライズ後にも音を加工する場合、種類によっては音が歪んでしまうことがあります。ですから設定値は100%ではなく、少し余裕(80%程度など)を持たせておきましょう。
    ノーマライズ
  5. 聴いてみましょう。
    処理実行後、データを元に戻したい場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
    *データ保存後は元に戻りません。
    ノーマライズ
  6. 保存します。

ゲイン - 操作手順

  1. データを読み込みます。
  2. 範囲選択します。
  3. 「加工」メニュー→「ゲイン」をクリックします。
    ノーマライズ
  4. 値を設定して「実行」をクリックします。ここでは1.5倍の150%と設定しました。
    現在の音量レベルを100%(0db)とみなしますので、1.5倍にしたい場合は150%、2倍にしたい場合は200%となります。
    ノーマライズ
  5. 聴いてみましょう。
    処理実行後、データを元に戻したい場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
    *データ保存後は元に戻りません。
    ノーマライズ
  6. 保存します。